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アップルが5G特許使用料の請求でエリクソンに提訴された
発表時間:2021-10-12 出所: 运营商财经

10月12日のニュースによると、エリクソンは米テキサス州連邦裁判所でアップルに対して提訴を行い、裁判所に当社がアップルに提供した5G無線特許のライセンス料を声明してもらうように要求したそうだ。これは携帯電話メーカーが直面する5G特許使用料をめぐる新たな訴訟となった。

エリクソンはアップルとの5G技術ライセンス交渉を加速させたいようで、アップルが欧州電気通信標準協会(ETSI)へのコミットメントを履行し、公正、合理的、非差別的(FRAND)条項の下で取引を行うとの判決を求めるために月曜日に訴訟を起こした。はっきり言うと、エリクソンはアップルに5Gの特許料を払ってほしいと望んでいる。

エリクソンはもともとアップルとは以前から特許ライセンスを契約していた。エリクソンはiPhoneが2008年に初めて発表された際に、アップルにワイヤレス特許のライセンスを付与した。2015年にはエリクソン社がまた米国市場に販売するアップル製品の販売禁止命令を出すように米国国際貿易委員会に申し立てた。また、エリクソン社は、アップル製品が当社の41件の特許権を侵害していると主張した。その侵害は、モバイル通信機器の基本特許のほか、ユーザーインターフェース、省電力、オペレーティングシステム関連の特許にもかかわる。その後、双方は和解を達し、アップルがまず頭を下げたことでエリクソンに特許使用料を支払い、その後定期的にエリクソンに特許料を支払うことになった。

今回、エリクソンがアップルを再び提訴したのは、主に2015年に締結された7年契約の期限切れが近づいているからだ。そこで2020年末、エリクソンはアップルと新たなライセンス契約の交渉を開始したが、アップルは、エリクソンのライセンス料率がFRAND原則を違反したものと考え、FRAND原則に合致させる唯一の方法が「アップルの自己声明の方法に従う」ことであると主張したおかしな対応をした。

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